映画と本の備忘録

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【本】犯罪者視点で展開するおすすめの小説3選

★この記事を読むと、犯罪者視点で展開する小説でおすすめの小説が3冊わかります。

 

①『悪の教典貴志祐介

エリート高校教師であり、表向きは生徒たちに人気のある蓮見広見が主人公です。しかし彼には冷酷で異常な犯罪者としての裏の顔があり、計画的に周囲を支配していきます。表と裏の二重生活を描きつつ、やがてエスカレートする彼の行動が引き起こす凄惨な事件を追う、サイコホラー要素を含んだスリラーです。

 

②『ゴーン・ガールギリアン・フリン

ニックとエイミー夫妻の間で起きた失踪事件を通じて、互いに狂気じみた策略と欺瞞が展開されます。特にエイミーは冷酷かつ巧妙な計画を練り、失踪事件の真相を隠しつつ自分の意図を貫こうとする、複雑な犯罪者として描かれています。彼女の視点から物語が進むことで、異常な心理や執着が浮き彫りになるミステリーです。

 

③『冷血』トルーマン・カポーティ

アメリカで実際に起きた一家惨殺事件を基に、犯人であるペリーとディックの視点から物語が描かれています。カポーティは彼らの心理を細密に掘り下げ、犯罪者でありながらも同情の余地が感じられるように描写しています。彼らの過去や動機が徐々に明らかになり、社会に対する批判や犯罪の本質を問う、ノンフィクションに近い形式の作品です。